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OneDougaは、法人向けパーソナライズド動画配信サービスとして2015年にスタートしました。
当時海外では、Nikeが配信した「Outdo You In 2015 With Nike+」*がパーソナライズド動画の導入事例として話題になっていましたが、日本ではパーソナライズド動画もインタラクティブ動画もまだほとんど未知のもので、競合するプラットフォーマーも数えるほどしかありませんでした。
それが今や、企業のみならず、学校や公的機関での導入事例も見かけるようになり、次から次へと競合サービスが登場する成長市場になりつつあります。
最近では「競合との違いは何?」「強みはどこ?」といった質問を頂くようにもなりました。
そこで今回は、これまでの7年間で培った経験実績を踏まえ、「OneDougaのUSP」をまとめてみたいと思います。
*USP(Unique Selling Proposition)
商品やサービスならでは独自の強み。
**2015年にプリセールスをスタートし、2016年にサービスイン。
***Outdo You In 2015 With Nike+
アクティビティ管理アプリ「Nike+」のユーザー10万人に向けて2015年にNikeが配信。
https://www.youtube.com/watch?v=Nq5pMhrF9Ik
「パッケージ」と「個社対応」2つのサービスを提供
OneDougaには、汎用性の高いテンプレートが用意されている「パッケージ」と、フルオーダーに応える「個社対応」の2つのサービスがあります。
パッケージ
テンプレート動画と配信環境がセットになっていて、「すぐ&手軽」に導入できるパーソナライズド動画です。
楽速動画 for年賀メール
約30種類のデザインから選べる、ペーパレスでエコなパーソナライズド年賀動画配信サービス。
・55,000円(税込)/2,000件
例:送付先3,000件の場合は110,000円(税込)
・データ登録件数上限50,000件
詳細はこちら
https://onedouga.jp/rakusoku/nenga/
OneDouga受診勧奨/特定保健指導勧奨
健康診断データに基づいて、視聴者それぞれに適した動画を振り分けて配信するパーソナライズド動画。
OneDougaとBPO*セクションの連携により共同印刷が企画制作から手がけています。
*BPO(Busuiness Process Outsourcing)
自社でノウハウを持たない業務を外部の専門業社に委託すること。
共同印刷は、企業の健診業務代行、健康保険組合の特定保健指導、重症化予防支援などで数多くの実績があります。
[OneDouga受診勧奨]
配信対象者の健康診断データに基づいて以下の搭載動画を自動で出し分け。
- 動脈硬化リスク者向け
- 糖尿病リスク者向け
- 高血圧症リスク者向け
- 脂質異常症リスク者向け
- その他
[OneDouga特定保健指導勧奨]
配信対象者の健康診断データに基づいて以下の搭載動画を自動で出し分け。
- 積極的支援対象者向け
- 動機付け支援対象者向け
詳細はこちら
https://www.onedouga.jp/lp/odcldhealthcare/
個社対応
「社内システムと連携させて動画を配信をしたい。」
「API連携(Eメール・ショートメール・デジタルアンケート・デジタルギフト等の外部サービスとの連携)は可能?」
豊富な個社対応実績を持つOneDougaはこんなリクエストにも柔軟に対応。
専門スタッフが一貫してディレクションを担当し、ユーザー企業の課題にきめ細かく応えます。
費用は、案件規模やオプション要素によっても変わるため、見積り制になっています。
また動画コンテンツは、ユーザー企業支給の動画を配信用に加工する場合と、企画制作からOneDougaが請け負う場合があります。
OneDougaでの動画制作サービスについては「制作に軸足を置いたサービス」で後述します。
詳細はこちら
https://onedouga.jp/service/customize/
パーソナライズド動画/インタラクティブ動画の両方を配信できる数少ないサービス
パーソナライズド動画では、個人レベルからセグメントレベルまで自在に情報を出し分けることができるのはもちろんのこと、このターゲティング機能を用いてインタラクティブ動画の配信対象を絞り込むこともできます。
OneDougaは、パーソナライズド動画とインタラクティブ動画のどちらにも対応している数少ない動画配信プラットフォームです。
またパーソナライズド動画の配信に不可欠な個人情報管理についても、保険・金融業界の大規模プロジェクトをはじめとする数々の案件で確かな実績を残しています。
セキュリティ面の信頼性もOneDougaのアドバンテージと言えるでしょう。
国内製で製販一体
IT分野の商材では開発元と販売元が別のことは珍しくありません。
パーソナライズド動画やインタラクティブ動画でも、開発元と再販契約を結んだリセラーが提供する配信サービスが多く、海外製サービスの日本向けローカライズ版の参入も増えています。
しかしこうしたリセラープログラムで注意したいのが「カスタマイズや運用が再販契約の範囲内に制約される」という点です。
またカスタマイズ自体はできる場合でも、販売元が自社内に開発リソースを持っていなければ、販売元と外注先との間で業務委託契約や秘密保持契約を交わす必要があります。
結果として契約や開発の各シーンで複数企業間にまたがったやり取りが生じ、どのような権利・義務がどの企業に帰属するかが複雑になりがちです。
その点OneDougaは、共同印刷が「製販一体」にこだわって自社開発した100%共同印刷ブランドです。
開発から販売まであらゆる権利を共同印刷が持っています。
[OneDougaの強み]
・海外の先発サービスを研究し尽くして開発した国産プラットフォーム。
↓
日本企業のニーズにフィット。
・共同印刷の判断でプログラムの改変や機能追加が可能。
↓
カスタマイズや契約の仕方の自由度が高い。
・営業、ディレクター、エンジニア、一貫して共同印刷が対応。
↓
柔軟&スピーディ。
・基本的にユーザー企業と共同印刷の間でしかデータの行き来がない。
↓
流出などのリスクが低い。
制作に軸足を置いたサービス
「パーソナライズド動画やインタラクティブ動画を導入したいけれど、配信できる動画が無い。」
そんな場合は、動画の企画制作から相談できるのがOneDouga。
OneDougaの開発・運営チームは共同印刷の制作部門に置かれています。
「でも、なぜ制作部門に?」
それは動画配信プラットーフォームという性格上、配信する動画コンテンツの企画制作サービスを請け負うケースを当初より想定し、ディレクターとエンジニアが緊密に連携できる体制をとっているからです。
共同印刷の制作部門はもともとは紙媒体(各種印刷物)の企画制作サービスを提供してきたセクションですが、近年はWeb制作や動画制作のクリエイティブ職が多く在籍し、デジタル領域のコンテンツメーカーとして知見を集積しています。
この制作部門に加わった、DX時代を先見するOneDouga。
数ある動画配信サービスの中でも、提案力とプロダクトマネージメントを強みに実績を築いてきました。
クラウドサービス
「PDCAを回しながらより効果的な運用を探りたい。」
「配信・運用スキルを自社に蓄積したい。」
「リサーチやPoC*に活用したい。」
OneDougaは、こんな課題を抱える企業におすすめの動画マーケティングです。
2015年にベータ版をリリースしたOneDougaは、2017年に「OneDougaアナリティクス(管理画面)」を追加リリース、2018年に「OneDougaクラウド」にバージョンアップ。
以降は、API**連携をはじめとする利便性を充実させながらクラウドサービスとして進化し続けています。
自社サーバーもレンタルサーバーの手配も不要ですので、PDCAを回しながらのご活用やPocでのご導入にも向いており、OneDougaに対応するインターネット環境***があれば、ユーザー企業自身で管理画面にログインして配信・運用を管理することができます。
サーバー代や外注コストを削減できる上、自社人材が実務スキルを獲得できるのはOneDougaの大きな魅力です。
[管理画面上でできること]
●動画URLの生成・取得
●視聴データの閲覧・取得
●ユーザー管理
など
*PoC(Proof of Concept)
事業化を見据えて、新たなアイデアやコンセプトの実現可能性を検証する作業。
読みは「ピーオーシー」「ポック」。
***OneDougaに対応するインターネット環境(2023年10月現在)
[管理画面]
対応デバイス: PC
対応 OS (ブラウザ): Windows10(Chrome)、 MacOS Sierra以降(Safari)
[動画再生]
対応デバイス: PC 、スマートフォン、タブレット
対応 OS (ブラウザ): Windows10以降(Chrome、Firefox、Edge17以降)、MacOS Sierra以降(Safari12.0以降、Chrome)、iOS10以降(Chrome、Safari)、Android5.0以降(Chrome)
導入領域の幅広さ
日本でパーソナライズド動画やインタラクティブ動画の実用がスタートしたのは2010年代半ば。
当時最も前向きな姿勢を示したのは保険・金融業界でした。
その先駆的な導入例が高く評価され、現在では業種業界を問わず活用シーンが広がりを見せています。
OneDougaでも最初期は 保険・金融業界 やCRM*施策としての導入が中心でしたが、最近では配信目的も多様化しています。
既存の顧客データに紐づけた配信だけでなく、Webページを閲覧中の訪問者に対して動画閲覧URLを即時発行**する方法は見込み客の新規獲得にも役立てられています。
[OneDougaの導入目的例]
・営業支援
・製品・サービスのプロモーション
・ブランディング
・集客(見込み客獲得)
・採用
・学生募集
など
[OneDougaの導入企業業種]
・大学・教育機関
・不動産
・メーカー(住宅・住設機器・食品・工作機械等)
・ドラッグストアチェーン
・理美容
・健康健保組
など
[OneDougaの導入事例]
中央大学
日本初!受験生一人ひとりに、中央大学の魅力をパーソナライズド動画で訴求。
https://www.onedouga.jp/casestudy/2017_06_05/
株式会社ノーリツ
パーソラナイズド動画でBtoBtoCの課題を解決。
https://www.onedouga.jp/casestudy/2021_04_05/
https://www.onedouga.jp/casestudy/2021_04_12/
ポラスグループ(株式会社中央住宅)
見込客へパーソナライズド動画を送り営業活動をサポート!
https://www.onedouga.jp/casestudy/2017_01_16/
OneDougaは、多岐にわたるプロジェクトで培った柔軟な発想力を強みに、ユーザー企業とともに課題に向き合います。
パーソナライズド動画やインタラクティブ動画を活用したDXに向けて、OneDouga導入をぜひご検討ください。
*CRM(Customer Relationship Management)
購買履歴に基づく商品提案など、顧客ロイヤルティの維持向上を目指す顧客情報の管理・活用。
**動画閲覧URLを即時発行*
事例:OneDouga
https://onedouga.jp/
「姓」「法人メールアドレス」をフォームに入力して動画再生ボタンをクリック。
↓
・動画の自動再生
・サンクスメールの自動配信(Eメール内に資料ダウンロードページのURLを記載)。
月額運用費は実際に視聴された秒数に応じた従量制
動画マーケティングの成果は「視聴された/されない」で評価されるべきですが、「評価の基準をどこに置くか」は配信サービスそれぞれの考え方によってさまざまです。
OneDougaは、「視聴秒数」こそ最もフェアな指標と考え、実際に視聴された秒数に応じた従量制を採用しています。
[OneDougaの課金形態(個社対応)]
月額固定料金+実際に視聴された秒数に応じた従量課金=月額運用費
2プロジェクト目以降の月額運用費
OneDouga(個社対応)の月額運用費は、2つ目以降のプロジェクトではボリュームディスカウントを適用できます。
トライ&エラーを糧とするデジタルマーケティングでは、ひとつのプロジェクトの結果を次に活かすことが求められます。
OneDougaに搭載されているアナリティクス機能も、成果の最大化を目指すPDCAに役立てていただくためのものです。
パーソナライズ動画やインタラクティブ動画の導入をコスト面で迷われているなら、ぜひ共同印刷のOneDougaにご相談ください。
「使うほどお得」なプランをご提案できます。
まとめ
5G環境の整備、DX推進、またコロナ禍も背景に活況を呈している動画マーケティング市場。
しかし配信サービスのクオリティは玉石混交。
各社・各サービス、何ができるのか?どこまでできるのか?あるいはできないのか?なかなか判断しづらいのが実情ではないでしょうか。
本稿では、OneDougaのUSPや強みを確認してきましたが、ユーザー企業が主役の動画マーケティングを実現しようとするOneDougaの魅力をお伝えできていれば幸いです。
[差別化ポイント・強み]
- パーソナライズド動画とインタラクティブ動画のどちらにも対応。
- パーソナライズド動画×インタラクティブ動画も可能。
- カスタマイズの自由度が高い(開発・販売の権利を共同印刷が持っているから)。
- 課金形態が明快&コスト面の相談がしやすい(同上)。
- 多業種他業界にわたる豊富な実績。
- 配信だけでなく、動画制作のノウハウも持っている。
- 派生する印刷、Web制作、BPOを共同印刷がワンストップで提供。
配信サービスの比較検討をする際、ぜひ参考にしてみてください。